おいしいお誘い?講習モデルとは
ヌキありメンズエステ・マッサージ大辞典

お店で新人を採用した際に講習をする。スタッフに男性がいたりオーナーが男性の場合はその方が講習時のモデル(土台)をすることが多いのだが、お店の規模が大きくて講習が多いお店や、男性が不足している場合は「講習モデル」を一般のお客様から募集することがある。今回はその「講習モデル」について解説していく。

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おいしいお誘い?講習モデルとは

講習モデルの募集条件

では、講習モデルの募集条件はあるのだろうか。また、メリットはどんなものがあるのだろうか。ほとんどの場合、募集には条件がある。下記にその例と理由を述べていく。

①常連さん限定
上記にも記載したが、講習モデルは「新人への講習」時の土台である。よってある程度の「施術の流れ」に合わせてくれたり「講習する中での安全性」が確保できている男性でなければならない。また、新人が自信をもってデビューするために「感想をはっきりと言わない」「寝てしまう」なんていう男性も受け入れられない。そんな観点からいわゆる常連に募集を限定しているお店が多い。講習モデルをしてみたい場合はそのお店に最低3回は通おう。言わずもがな、清潔で信頼があることが大前提となる。

②特別料金
講習モデルは練習のため、当然料金は安くなる。お店にもよるが「通常より●千円引き」「1万円のみ」「無料」などで受けることができる。時間は2時間から、長いと「6時間」なんていう場合もあるので、考え方ではあるが時間に対しての料金はお得な場合が多い。あるいは「通常は一万円だけれどもあなたがモデルをしてくれるなら無料にします」など、お店や講習講師との関係性によってはディスカウントがある場合もある。

③施術内容が変わる
講習は新人さんへのレクチャーの場である。つまり「いつもの施術内容を最初から最後まで」受けるわけではない。途中で理解に時間のかかる手技があった場合は同じ形だけ何度も行うこともあり、右からその手技をするのが先生、左からするのが生徒、なんてこともあるため満足のいく施術でないことも多い。そのほかにも、いつもは薄暗い中で雰囲気満点の施術のお店だとしても、電気を消すこともなく行ったりする。ヌキのある風俗エステだとしても、講習でのヌキはないところも少なくない。(一部、講習時にヌキまでしてくれるところもあるが、基本的に雰囲気はない)

④生徒の子への意識
講習モデルをすると、その新人や生徒さんが特別な意味で気になるようになる。「あの子、俺がモデルをやったんだけど辞めずに続けているかな~」や「本指名増えたかな~」など、良くも悪くも気になることが多くなるだろう。特に辞めてしまった場合はかなり悲しくなるし、責任を感じる場合もある。つまり普通にお店に通っていた時とは違った感情が芽生えるのである。

こういった点が条件やメリットとなる。しかし、当然デメリットもある。下記にはそれについて考えていく。

講習モデルのデメリット

①突然キャンセルが多い
メンズエステ業界、風俗業界は信じられないほどお休み、無断退店(俗に飛ぶ、という)などが多い。私がかかわったお店でも、5人の講習を予定していて4人が飛ぶ、なんてこともざらにある。生徒が飛んだり休んだ場合、当然講習モデルはその日、いらなくなるため、キャンセルされる。これが1時間前だったりすることもあるため、せっかく予定を空けても無駄になることもある。ただそれらにいちいち腹を立てていては今後のモデルには呼ばれなくなるため、我慢するしかない。

②体調管理
講習はお店によっては生徒も講師も着衣、なんてところもある。しかしモデルは紙パンツ1枚や全裸であるため、空調の感じ方が全然違う。モデル側に気を使ってはくれるが、それでも「レクチャー」が一番の目的のため、寒い場合が少なくない。基本我慢することになるが、風邪をひくほど寒い場合もあるので、体調管理が必要である。

③身体のほぐれ方の左右差
上記メリットでも触れたが、左右で先生、生徒に施術を受けることもある。一見「うらやましい」「おいしい」と思うかもしれないが、技術差があった場合、左右でほぐれ方などが変わってきてしまう。右はほぐれたが左はバキバキ、なんて状態で講習が終わることもあるため、それを覚悟して受けた方がよい。

ということで、デメリット3つお伝えした。
これを見て、興味を持った方はぜひ、「お店」や「オーナーorオーナーセラピスト」に好かれるような立ち振る舞いとリピートを意識して通うとよいだろう。それではみなさんのよきエステライフを願って。